笹山がシブめ。
『多重人格探偵サイコ』、『黒詐欺死体宅急便』に続いて、笹山徹が登場する。『サイコ』よりも登場シーンが多いのでは?・・・と感じるほど普通に出てくる。まだまだ謎が多く、これからどのように展開していくのか先が読めない。清涼院流水、大塚英志、箸井地図という日本を代表するオタク3人の作品だけに、これからどのように話が広がっていくのか楽しみである。
ケレン味の三乗!
三人によるコラボレーションで、本書からは明確には分からないが、どうやら原案:清涼院流水、原作:大塚英志、作画:箸井地図、というような分担のようだ。まず面食らうのが、流水大説の記述に則った蓮見桃衣『エキストラ・ジョーカー』などと比べると、キャラデザインだった自体もかなり変改されていること。九十九音夢あたりはかなりそのままといえるが、変な口をつけた竜宮城之介や、ヒゲが跳ね上がった鴉城蒼司などはイメージとはかなりのギャップがある。 それだけでなく、JDCが公設であったり、対抗勢力としてのBDC(ボランティア・ディテクティブ・クラブ)の登場、謎の人物・探偵開祖と、まさに清涼院流水のJDCシリーズは原案にしかなっていない、と言っていいほどの改変ぶりだ。 とはいえ、結果的に面白いんだからしょうがない。物語としてのまとまりなどは、清涼院流水のJDCシリーズにはなかったほどしっかりしている。食玩、ひきこもり、拉致、監禁、差し押さえ物件の立ち退き恐喝など、現代的なキーワードが散りばめられているのも大塚英司らしい。 作画も西川キヌっぽい感じもするが(アシスタントが描いたであろう背景は別にして)、味のあるいい絵だし、デッサンも悪くない。 ハッタリ&大風呂敷&奇抜なアイデアの清涼院、サブカル&サイコ&ロジックの大塚、アニメ&マンガ世代の箸井、というケレン味に染まった3人が見事に調和した、なかなかあなどれない作品だ。 カバーが黒と赤の2色刷りで、中の表紙がフルカラーという装丁も面白い。
「新本格ミステリー」は確かかもしれないけど
〜「JDC」「笹山徹」「太田克志」ファンならば文句なく高得点な作品なのでしょう。 ただ、それらの作品に触れたことがない人がこの漫画から入るといわゆるこれって「探偵もの?」という印象を受けると思います。 登場人物は、個性的な人たちが多く絵もきれいなのでそれなりに楽しめますが、いきなり探偵の一人が変な能力で犯人を言い当てたりと「探偵もの」に〜〜つきものの推理的なを要素がないので肩すかしを食らいます。 ミステリーという意味では、推理的要素は必要ないのかもしれませんが、もうちょっと推理の過程なんかを入れてくれるとよかったと思います。(題名に「探偵」が入っているのでそれらを期待してしまいます。)〜
やりたい放題
この作品はどうなんですか? 笹山徹は出てくるし、太田克志までも・・・ 挙句の果てには『N月R太郎』っていいんですか? ・・・それって反則じゃん(笑)
ばかばかしくも面白い
JDCサーガであり、笹山徹サーガであり、太田克志がでていたりするような作品。 アクの強いキャラクターがコレでもかとばかりに登場しています。 まあ、推理モノとしては期待していないので、こういう大風呂敷は好感が持てます。
角川書店
探偵儀式 (2) (角川コミックス・エース) 探偵儀式 (3) (カドカワコミックスAエース) 探偵儀式 VOL.4 (4) (角川コミックス・エース 109-4) メイル (1) (角川コミックス・エース) 探偵儀式 VOL.5 (5) (角川コミックス・エース 109-5)
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