Eye―26歳、僕は世界へ飛び出した



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「その場所に行って、はじめてことばが湧いてくるんです。」

「その場所に行って、はじめてことばが湧いてくるんです。
いま、(日本に)帰ってきても同じことばは出てこない。」
そのとき会ったばかりの彼は呟き、少しだけ不思議そうな
表情をしてから、またにこやかな顔に戻って笑った。

その土地の空気と匂いと景色とヒトの暮らしぶりと笑顔と
ともかくその場の何かと。

それらに触発されて、生まれてくる気持ち。
温かい目線で撮られた写真には柔らかな表情。
ぎゅっと詰まったそれらが、まっすぐに伝わる。
普通の人間の、普通の感覚での経験だからこそ。

『旅にでて、大きく何かが変わったわけではない。
ただ忘れそうになっていたことを、思い出しただけ…。
身近にいる人々、目の前の生活の大切さ…。』

忘れそうになっていたことを、思い起こしてみる気にさせる。
そんな本だ。
自分も行ってみたい!!!

著者のHPをたまたま見つけ、写真・文章を拝見しておりましたので、出版前から楽しみしていました。現地の人たちの心まで映し出すような写真、透明感のある文章、とても感動します。自分も若いときに行けたら良かったのになあ、と思います。ただ、HPと違ってカラーの写真が少ないのが残念です。



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