イエスマンでは成し得ないこと。
TVで見るプロジェクトXは、どこか美談美談していて鼻につく感じが嫌であったが、起承転結上司に楯突いて成し得た「挑戦」はないのではないかとおもう。
それがTV的なストーリーと言ってしまえばそれまでだが、えてして従順な社風からは挑戦に必要不可欠な「創造性」は生まれてこない。それを「Z」という形で結実させた物語である。
マンガでも熱くなれる
プロジェクトX挑戦者たち コミック版シリーズ中の一冊である。 昔からある、エジソンとか、ベートーヴェンとかの偉人伝のマンガ版のような感じだ。いわゆる偉人ではなく、描かれているのがふつうの人だというところが違う。 読んで、自分に応用できる身近さがあるのだ。内容は、テレビ放送でも何度も見たが、コミック版では、また感じが違う。 ただ、マンガだと、ぐんぐん読めてしまうためか、物語の進行速度がやたらに速い。 本当は、もっともっと、苦闘の時間があったんだろうなと思うが、妙にひょいひょいと難関を乗り越えてしまう、そんな感じがする。 テレビだと、登場人物がうっすらと涙を浮かべたり、表情がくずれたり。こういう、微妙な変化を見ることは、マンガ版にはほとんどない。 ちょっと残念かなとも思う。 とはいえ、もとが、名作だ。やはり、よくできている。 最後は大成功で終わることがおきまりになっているので、”あーよかった”という満足感、カタルシスが感じられる。 かんじんの作画は、ほんのりとしたやわらかな線で描かれ、そのためか、登場人物はみんな、性格の良さそうな人に見える。とげとげしさの全く感じられない本に仕上がっている。 誰にでも安心してすすめられる良書だ。
Zマニアの人はぜひ読んで。
コミック版では、TVではあまり紹介されていない 片山豊の日本での苦労話から始まってます。 TVでは、松尾、植村両氏にスポットがあたっていましたが 作画、脚本の横山アキラ氏はそこら辺を抑えておきたかったのでしょう。そしてTVでの内容を忠実に漫画で再現しています。今でもこのZという車のファンは全国にいますが この車を発売までの苦労は大変なものがあったのだと 読んでわかりました。
宙出版
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