トオサンの桜 散りゆく台湾の中の日本



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台湾に残る、本家が失ってしまった日本人精神

  戦後教育を受けた全ての世代に読んでほしい真のメッセージがあります。
本書を読むと、台湾では戦前の日本の統治が現在の台湾発展に寄与たこと
が正統に評価されていることが分かります。さらに、台湾には、現代日本人が
失ってしまった武士道の精神が生き続いています。一方で著者は、日本人は
GHQの戦争贖罪意識植付け政策である"War Guilty Imformation Program"
により、日本の精神を骨抜きにされてしまったと嘆きます。著者の叱咤激励の
言葉には涙が出ました。現在、正式な国交がない台湾に、日本に親しみを抱
いている人が多く居ることを一人でも多くの日本人に知って欲しいです。
落涙

こういった歴史を全く知らなかった自分。「トウサン」の子弟と同じ世代として、大変参考になった。所々に挟み込まれている短歌が胸に染み入る。今の日本の小学校の教育に必要な要素が沢山盛り込まれている。特に、黄先生の「生徒公約(7ヶ条)」(135頁)は、かつての日本人が大事にしていた「礼節さ」を思い起こさせる。

また、アンケートをとっており、本文と絡めて紹介している。最後にまとめられた「トウサン」からのメッセージは、短いながら胸を打つものが多い。

是非とも、多くの識者に、目を通して欲しい一冊である。


世代を超えて、是非読んでいただきたい!

1994年から1年間、台北に語学留学していた当時から、台湾の近代史や原住民問題に興味があり、「日本人は危ないから止めなさい」と止める外省人の友人を振り切り、一人で霧社?芦山を旅したことがあります。
そこでは、日本語を共通語とする長老方、カタカナで表示された日本語のカラオケなど、思いもよらぬ世界が日常として広がっており、ただ日本人であるという理由だけで、宿泊代も飲食費も受け取ってもらえませんでした。
過去「トオサン」を扱った書籍は多数出版されておりますが、ともすれば濃すぎる台湾愛で、偏った見方がされているものも少なくない中、この本は、客観性が常に意識されており、(台湾にハマる方にはご理解いただかてるように、これは非常に難しいことです!)強くお勧めします。できることなれば、映画化とはいかぬまでも、「トオサン」が未だお元気でおられる間に、NHKで特集を組んでいただき、衛星放送で放映していただきたく希望します。

今でも尊敬されている多くの日本人教師がいるという事実

 占領下の台湾で、日本語教育を受けた人たちの中には、今でもサクラに代表される日本人の美意識を持ち続けている人が多い。又、初等教育に従事した日本人教師の中には、今でも台湾の人に人生の師として熱烈に尊敬されている人が多い。
 戦後の自虐的な歴史観で学校教育をうけた、われわれ団塊の世代にとって、このような歴史的事実に光が当たることがなかったので、ほっとする思いがした。われわれの父親たちも救われた思いだ。
 これらの事実を証言してくださった「トウサン」たちは高齢なので、このタイミングを逃せば、歴史の闇に埋もれていたに違いない。その意味でも、著者と出版者を賞賛したい。




小学館
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