投資銀行青春白書



投資銀行青春白書
投資銀行青春白書

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投資銀行の業務内容についての超入門書としてはよくできてます。
■概略
ミーハーな女子大生・下園ミヤビが選んだ就職先は外資系投資銀行。
カッコいいキャリアウーマンに憧れて外資系に入社したミヤビだが現実は想像以上に厳しく、
まったく危機感がなく勉強もしてこなかったミヤビは入社一年目にしてダメ新人のレッテルを貼られる。
行き場をなくしたミヤビは投資銀行部門に拾われることになり、さっそく1つの案件を手掛けることになるが・・・
外資系投資銀行の日常を物語調にわかりやすく描いた作品。

■感想
これは、どちらかというとライトノベルに分類されるんじゃないだろうか?
はっきり言って読みやすすぎる。逆に言うと、内容がかなり薄い。
出てくる専門用語といえばせいぜい「デューデリジェンス」や「DCF法」やその他の法律用語くらいで、
この本を読んでより投資銀行を理解できたかというと、ちょっと微妙である。
なので、「投資銀行をよりよく知ろう」と思って読むとガッカリすると思う。
でもまあ「投資銀行のイメージを軽くつかむ」程度ならいいかもしれない。

■一般的見解
「内容が軽くて読みやすい。投資銀行部門の業務をザックリ知るには適切」といったものがほとんどですね。
実際に投資銀行で働いてらっしゃる方のレビューを見ると、業務の厳しさや現実は置いておくとして、
実際に感じる疑問ややりがい、苦悩・喜びについてうまく書けているということだそうです。

■総括
投資銀行について全然知らない人が、業務内容(本書はM&A)を軽く知るのにはいい本だと思います。

業界研究にぜひ.外資系投資銀行のリアルな日常!?
他の方が書いているように小説形式の本当に読みやすい本で,数時間ほどで読みきってしまった.舞台は「外資系投資銀行における投資銀行部門」.

本書によると投資銀行部門では,企業のM&Aのアドバイスや資金調達の手伝いなどを行うらしい.前知識がまったくない状態で読んだが,投資銀行部門の人々が日々どのような業務を行い,どのような生活を送り,どのような事にやりがいを感じるかということ,また「M&Aの意義」「投資銀行内部の構造」「外資系投資銀行の風土」などについても知ることができ,非常に有益だった.(私もそうだが)就活で外資系投資銀行に興味がある方は読んでみて損はないと思う.

 主人公がかなり甘ちゃんだったので,こういう人でも社会で通用するのか!?と疑問に思ってしまったが,それはさておき内容には大満足である.


投資銀行の仕事内容が垣間見れる
投資銀行って一体どんな仕事をしているのかをドラマ仕立てで読みやすくアレンジしてある。
投資銀行と一言で言ってもM&A部門、トレーディング部門、セールス部門で全く違う仕事があるが、本書はM&A部門を扱っている。


OJTで学ぶ際の心構えをやさしく甘く紹介
うっかり投資銀行に入った女子大生ミヤビの奮闘記です。
投資銀行業務の華やかな一面の紹介とともに、OJTで学ぶ際の
双方の心構えの紹介がなされています。

以下に、教えるほうの視点で一部紹介しましょう。

 ─P29─知識ゼロだけどやる気を見せているので─────
 これは腹を据えてトレーニングするしかないな。で、いくら
 教えても本当にダメなら、別の誰かと入れ替えてもらおう

 ─P49─期待より早く仕事を上げてもらって───────
 あいつ、根性あるんだな。おし、もっと本気であいつを成長
 させてやろう。…中略…でも、どこで走ってどこで力を抜く
 かもキチンと教えてやらないと。

 ─P51─仕事面の質問をしてくるようになって──────
 こうやってがんばってくれるなら、こっちも真剣にいろいろ
 と教えてやらないと。

教わるほうとしては、最初は仕事の仕方そのものの教えてもらい、
次に段取りや「力の抜きどころ」を教えてもらう。そうすれば
少しずつムリなく自信と経験をつけられるでしょう。また、
分かるところ・分からないところの境目が明確になってくるので、
恐る恐るでなく質問をできるようになる、と。

心構えは甘いですかね?ご都合主義なところもありますが、恋の
ストーリーもベタ甘なので、合わせて楽しんでください。

投資銀行業務の楽しい部分に絞り、小説形式で分かりやすく紹介。
本書は、投資銀行の投資銀行業務に特化しておもしろおかしく紹介することを目的とした本である。
ラブコメ的要素を含んでおり、軽い読み物のようなテイストで書かれている。

主人公がクビになりかけたり、上司からのお叱りを受け反省し、徐々に成長していくという分かりやすい展開で、楽しく読み通すことができるだろう。

ただ、投資銀行の極めてつらい部分に関しては正直全くと言っていいほど書かれておらず、本書を読んで軽い気持ちで投資銀行業務を志望し、あげく下手に入社してしまうと文字通り地獄を見る可能性がある。

実際に、著者はあとがきで、本書の内容や登場人物には著者の「理想」を盛り込んでいると述べた上で、

「本書をお読みになってから実際に業界に入るとそのギャップに驚いてしまうことになるかもしれませんが、著者はその責任については負いかねますのでご了承いただければと思います(笑)。」

という警告を発している。

投資銀行を志望する学生などは、この点にだけは充分気をつけた方が良いだろう。




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