実はハッカー向けの本?
暗号理論の部分は、実用最小限を選んだ感じで手ごろな厚み。 面白いのは、ICカードのハッキングの章です。本書の秘密(?)にあたると思うので、方法はここには書けませんが、 もし、書かれている暗号解読法が実際にできるのであれば、 ICカード式の電子錠などが大丈夫なのかちょっと心配… 最近はいろんな用途にICカードが使われてますし… 耐タンパー技術といわれても私にはピンとこなかったのですが、 これはハッキング技術なんだと気づいて腑に落ちました。 その筋の人には特にたまらない話かもしれません。 ただ、耐タンパー技術=ハッキング(クラッキング?)技術だと書いて あったほうが、一般向けにはより親切だったのではないかと思います。 ということで、星4つとします。
読みやすい
既存の暗号理論書と比べ、実際に何をすればいいかが はっきり書いてあるので読みやすい。 書かれている数値例を追えば使い方がわかるので、独学向き。 ソフトウエアで実装することを考えても、この本の書き方は非常に助かる。 Open SSLでも問題が起きていることを考えると、 耐タンパー技術は、ICカードだけでなく ソフトウエアを組む上でも必須の知識だという気がした。
森北出版株式会社
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