知的快楽
おもしろいです。まさに知的快楽といったところ。
フランスは政治よりも何よりも恋愛が最大の関心事といったお国柄。
そしてそれがいかにも粋でおしゃれです。
マノンレスコー、カルメン、椿姫、ナナなど、フランス文学を代表する悪女たちの洗練されたテクニックを堪能できます。
筆者の鹿島氏は極めて知的でおしゃれな人だとおもいます。
おすすめです。
確かに入門書。
ファム・ファタルを種類わけして説明し、且つそれを題名のように、入門書として説明してるスタイルがこの本をより読みやすくさせています。文章も巧みで、その原作が非常に気になります。
ただ、題名の「悪女」はいただけないのではないでしょうか。
著者も作中で、「ファム・ファタルは悪女ではない」とおっしゃってますし。
そして、最後の方の女性はちょっと無理やりファム・ファタルに押し込められたかな、という観もあります。
いずれにせよ、フランス文学の紹介本としても楽しく読める本だとおもいます。
悪女の分類
いろんなタイプの悪女を知ることができる。非常に面白く読めた。届いた本は、装丁が違うモノでがっかりした。スペイン風のイラストが良かったのに・・・。絵のないシンプルな装丁ではこの本の価値が半減した気がします。
それでも惹かれる「悪女」とは
タイトルを見て「けしからん!」と思うような人は、読むだけ時間の無駄です。きっと最初から最後まで神経を逆なでされ続けるでしょう。しかし、そうは言いつつも「悪女」の二文字に惹かれる人は、目を背けたくなるような「悪女」の何たるかを味わいつくした先に何が見えるか、を試してみてもいいかもしれません。 基本的にはフランス文学を題材とした恋愛論・人間論です。処々に四角張ったモラリストを挑発するような言葉がちりばめられていますが、そこから著者の真剣味を読み取ってもらえれば、きっとこの本の世界に入っていけるでしょう。
面白い!悪女フアンにはたまらない本。
歴史上、実在の悪女を描いた女性史エッセイはたくさんありますが、 小説上の悪女の魅力を紹介してくれた本は、いままでほとんどなかった とおもいます。 「悪女」「魔性の女」の魅力はどこにあるのか・・・ 難しそうなフランス文学を、鹿島先生のサラリのした口調で、読めて しまう、楽しい本。 映画で「カルメン」を観た人!!必見です!!
講談社
悪女の人生相談 オール・アバウト・セックス (文春文庫) セーラー服とエッフェル塔 (文春文庫) 男はなぜ悪女にひかれるのか―悪女学入門 (平凡社新書) オン・セックス―鹿島茂対話集 (文春文庫)
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