1万キロの轍



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1万キロの轍
1万キロの轍

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引き込まれてしまった!

メチャ、おもしろい!読んでいるうちにどんどん引き込まれてしまい、とまらなくなってしまった。
自分も一緒に旅をしている気になっていた。臨場感があるだけでなく、ところどころにユーモア
感覚もあふれており、作者の文才や感性の高さを感じる。

この本は自転車旅行記だが、作者本人の体験から世界各国の文化の違いや国際交流、さらには
海外一人旅を計画している人へのアドバイスとして英語学習にも言及している。
そのどれもがとても説得力をもっていて「なるほど!」と思わされてしまった。

旅行記でこれほど面白かったのは初めて。もっとたくさんの人に読んでほしいと思ったので、
引き込まれたままレビューを書いた。
やればやるほど「轍」が残るという

大陸を自転車で走破した人、また歩きとおした人は、その過酷さと最後まで自ら掲げた目標を見失ずにやり抜くという屈強な忍耐力でボロボロになりながらも、何かを求めて突き進んでいくといったところが魅力的でずいぶんそういう本を読んだ。
これは、無理せず、できる限り最善を尽くすといった冒険の本である。要は、マイペースな自転車でのひとり旅という言葉がふさわしい。
ただ、ここでいうマイペースとは、決してのんびりとと言ったニュアンスではない。並大抵ならぬ体験をしてきたと伺われる。
途中で、英語学習のウンチクを書いているが、要は基本をコツコツと辛抱強くマスターすることであることを、みずからの自転車ひとり旅で得られた経験から物語っているものだ。
つまり、険しい山道であろうともアップダウンの続く過酷な道であろうとも見知らぬ土地であろうとも、一歩一歩、地道に前進することによって、次へと展開する新しい道が続いているということと重複させている。
片意地を張らずに、そんなに無理しなくても、時間をかけても、コツコツと目標に突き進むことが一番大切なことであると言っているようだ。
その集大成、目標達成という実りが「轍」になるんだよと言っている。



連合出版
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